July 8, 2025 韓国:低賃金・不安定就労に苦しめられる高齢労働者 韓国では、年齢に基づく雇用関連の法律と政策(age-based employment laws and policies)が高齢労働者を差別している。
June 25, 2025 国連人権高等弁務官事務所、「国境を越えた弾圧」への対応を要請 国連人権高等弁務官事務所は先週、世界各国で深刻化している「国境を越えた弾圧」の認識と理解を深めるために、同問題に関して初めてのガイダンスペーパーを公表した。
June 13, 2025 日本:暴力・暴言等から選手を守るスポーツ基本法改正 東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催から 4 年が経ち、日本はついに、スポーツの現場での暴力・暴言等から選手を守る対応をとることになりました。2025年6月、国会で、スポーツ基本法(2011年)の改正案が可決・成立しました。そして、国および地方公共団体に対して、暴力、性的な言動、指導者などの優越的な関係を背景とした言動などに、措置を講じなければならないとしました。
June 11, 2025 日本政府はトランスジェンダーの人々の身体拘束時の人権侵害に対処すべき 著名なトランスジェンダーのアクティビストである浅沼智也氏は、日本における「人質司法」、ひどい身体拘束の環境、そしてトランスジェンダーに対する効果的な法的保護の欠如によって複数の人権侵害を受けた。
June 6, 2025 シンポジウム「岐路に立つ対人地雷禁止条約 :いま世界で何が起きているのか」 こんにちは。私はヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表の土井香苗です。 1997年12月3日、国際障害者デーに署名が開始された対人地雷禁止条約(オタワ条約)は、民間人の保護における大きな前進として世界中で祝福されました。日本の当時の外務大臣であった小渕恵三氏は「21世紀に私たちの子孫が地雷の脅威に晒されない世界に住めるよう」に誰もがこの条約を履行し、順守することを望むと表明しました。
June 3, 2025 中国:天安門での虐殺から36周年 中国政府は、北京で平和的な民主化デモ参加者が多数殺害されてから36年経った今もなお、1989年6月の虐殺(いわゆる天安門事件)の記憶を消し去ろうとしている。
May 18, 2025 日本:カンボジア首相に人権問題で強い働きかけを 日本の石破茂首相は、2025年5月下旬に予定されるカンボジアのフン・マネット首相の訪日時に、人権問題について公の場で懸念を表明すべきだ。
May 4, 2025 マレーシア:人権侵害と森林破壊にまみれた木材製品 マレーシア・サラワク州政府は、先住民族コミュニティを保護せず、同意なしで伐採を行い、土地から追い出そうとしている木材会社を容認している。
April 28, 2025 「キラーロボット」戦時にも平時にも人権の脅威 自律型兵器システム(AWS)は、戦時と平時の双方で人権を深刻に脅かす危険がある。各国政府は、「キラーロボット」と呼ばれるこうした兵器システムが惹起する懸念に対処すべく、その危険性に対処する多国間条約交渉を行うべきである。