2024.10.02

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高志の国文学館

高志の国文学館

開催中の企画展

「池波正太郎展―人間通のまなざし」

2025329(土)202569(月)

 『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『真田太平記』などの人気シリーズを生みだした作家・池波正太郎(1923~1990)。ドラマ化・映画化・アニメ化によってファン層の裾野を広げたその作品は、没後35年を迎える現在も、多くの読者に読み継がれています。  東京浅草で生まれ育ち、劇作家として出発した池波の時代小説には、江戸の町を彷彿とさせるような情緒があり、登場人物たちが営む日々の暮らしの風景に、季節感漂う料理が彩りを添えています。また、善悪両面を併せ持つ、矛盾に満ちた「人間」という存在を深く見つめ、独自の造語や文体により、登場人物たちが織り成すドラマを描き出しているところに、色あせない魅力があります。  本展では、池波正太郎記念文庫、池波正太郎ふれあい館の特別協力を得て、新しい時代小説の世界を切り開いた池波作品の魅力と創作の舞台裏について、貴重な自筆原稿や創作資料、挿絵原画等により掘り下げます。あわせて、小説と並んで人気の高い、食、映画、旅などについて語ったエッセイや、晩年趣味とした絵画の世界、父方の先祖の出身地である越中井波の人々との交流など、作家の横顔についてもご紹介します。

次回の企画展

アニメ監督×万博プロデューサー 河森正治 展

2025621(土)202591(月)

 アニメーションの監督や演出、脚本、メカデザインと多岐にわたって活躍するビジョンクリエイター・河森正治(1965~)。大阪・関西万博では、テーマ事業プロデューサーを務めています。  本展では、代表作となる「マクロス」シリーズや「アクエリオン」シリーズのほか、河森正治が原作・監督を務めた作品のデザイン画、絵コンテ、設定資料など各種創作物を展示し、彼の作品世界をひもときます。さらに、富山の自然や環境を原点とする幼少期から現在にいたるまで、どのようなものにインスピレーションを受けて創作活動をつづけてきたのか、そのルーツをたどるとともに、「いのちを育む」をテーマとする2025年大阪・関西万博のパビリオンを紹介します。   河森正治 (C)Shoji Kawamori / KENTA AMINAKA   EXPO2025大阪・関西万博 シグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」 THEME SYMBOL いのち球 (C)2024 Shoji Kawamori / Vector Vision

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