骨に描けるペンや0.3ミリ手術部品 ものづくり中小が医療で開花
骨に描けるペンや0.3ミリ手術部品 ものづくり中小が医療で開花
印刷業が祖業の宮崎の企業が「骨に描けるペン」、福岡の半導体向け金型企業が「0.3ミリの極小手術部品」――。異業種から医療分野に参入した九州の中小ものづくり企業が開発実績を積み始めている。高い技術力や参入後に培ったノウハウをいかし、製品分野や事業の拡大を進める。医療機器は安定した需要が見込め、自治体も支援に力を入れる。
骨の切断手術の位置確認で使う、骨に描けるペン。開発したのは、1930年に印刷企…
