
ART
アーティスト 佐藤瞭太郎「ネット上の『一瞬の夢』を記録する」:SAY HELLO! #001
イノベーションも最新のテクノロジーも、AIではなく人がつくる(当然)。だから『WIRED』日本版には「SAY HELLO!」したい人がたくさんいます。例えば、アーティストの佐藤瞭太郎。目下、森美術館で2025年6月8日まで開催中の『マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート』展に作品を出展中。
By Asuka Kawanabe
人類は火星に住めるようになる? 小惑星をぶつけて“地球化”する計画
人類が火星に移住し、宇宙服なしで生き延びたいと望むなら、地球に近い大気環境をつくり出さねばならない。解決策のひとつとなるかもしれないのが、水資源に富む小惑星を火星に激突させる方法だ。
By Jorge Garay
3Dプリントで再現された“人間の皮膚”が、実験動物の代わりになる可能性
人間の皮膚の構造や特性を3Dプリント技術で再現した人工皮膚を、オーストリアとインドの研究者たちが開発した。化粧品などの成分に含まれる毒性を実験動物を使わずに評価する新たな手段になるかもしれない。
By Ritsuko Kawai
SZ MEMBERSHIP
「サメのいない海は不健全な海だ」サメを愛し過ぎた水中カメラマンの生き方
40種以上ものサメを撮影、記録し、凶暴なサメの印象を愛すべき生き物へと変えた水中写真家、ヘラルド・デル・ビヤール。映像がいかに人の心に訴え、生物の保護と責任あるエコツーズムへと人々を導くのか、環境への負担を減らし海洋生物と触れ合う機会を生み出すテクノロジーの可能性について『WIRED』に語った。
By Geraldine Castro
Quantumpedia
「量子コンピューター」総力特集
『WIRED』日本版が総力をあげて「量子コンピューター」の仕組みを徹底解題。量子コンピューターはこれからの社会に、文化に、産業に、いかなる変革をもたらすだろう? 来たるべき2030年代のクオンタム・エイジに向けた必読の量子技術百科(クオンタムペディア)!
Trending Stories
Gear
多くの人が2.5年ごとに新しい携帯電話を買う。でも、もっといい方法がある
修理用品サプライヤーであるiFixitと再生品事業を展開するBack Marketは、携帯電話の買い替え頻度を5年間にするよう消費者に奨励している。2社は提携し、スマートフォンメーカーにもサポート期間を10年間に延長するよう求めている。
By Julian Chokkattu
Business
ハーフマラソンに出場した人型ロボット、転倒やオーバーヒートでほとんどが完走できず
4月19日に北京で開催されたハーフマラソンに21体の人型ロボットが出場した。しかし、完走できたのはわずか6体であり、人型ロボットの限界が浮き彫りになった。
By Zeyi Yang
Science
ヒトは死ぬようプログラムされているわけではない──ノーベル化学賞受賞の生物学者が語る
老化プロセスの研究に生涯を捧げてきた構造生物学者のヴェンカトラマン・ラマクリシュナンが、これまでに発見した驚きの事実と長寿に対する世間の誤解について語った。
By Sandro Iannaccone
Most Recent
“宇宙の竜巻”の謎を解き明かせ。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測で見えてきたこと
“宇宙の竜巻”としても知られる星雲状の小領域「HH 49/50」は、多くの謎に包まれている。この謎を解き明かすべく、NASAのジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が観測に挑んだ。観測結果からは、いったい何が見えてきたのか。
By Shigeyuki Hando
イーロン・マスクのDOGEは、米国民の個人データ取得を着々と進めている
イーロン・マスク率いる政府効率化省(DOGE)が今月に入って、米国市民の機密情報を政府内外の機関から積極的に入手していることが判明した。トランプ大統領の移民政策を遂行する名目とされているが、取得したデータの使途は明らかにされていない。
By Brian Barrett
ハーフマラソンに出場した人型ロボット、転倒やオーバーヒートでほとんどが完走できず
4月19日に北京で開催されたハーフマラソンに21体の人型ロボットが出場した。しかし、完走できたのはわずか6体であり、人型ロボットの限界が浮き彫りになった。
By Zeyi Yang
スマートフォンを見すぎるのをやめたい? ならば、画面を覆ってしまおう
スマートフォンの画面の大部分を物理的に覆うスマートフォンケースのコンセプトを、英国の実験的デザインスタジオが提案している。多くの人が悩む“スクリーン依存”からの解放に役立つのだろうか?
By Boone Ashworth
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雑誌『WIRED』日本版は、年3回刊行。最新号VOL.56は「量子コンピューター」を総力特集。
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Vol.56 Quantumpedia
quantumpedia
物理学者ミハイル・ルーキンという革命
量子コンピューターの技術変革点である量子誤り訂正理論をいち早く機能させ、「ダークホース」として急速に台頭している中性原子方式。その立役者のひとりとして世界が熱視線を送る物理学者の頭のなか。
By Akihico Mori
FASHION
レーザー加工と製品染めに、通気・防水・防風性をもつメンブレン。ストーンアイランドの技術が注ぎ込まれたアノラック|AS A TOOL: Entanglement
量子の性質や振る舞いは、わたしたちの経験も直感も通用しないといわれるけれど、いやしかし。先進性が際立つプロダクトには、重ね合わせやもつれがありそうな。ストーンアイランドの先進性が際立つ「ホワイトバッジ」のシリーズには、コットンサテンのファブリックに優れた機能と意匠性を何層も“重ね合わせ”た野心的なアノラックがあった。
By Satoshi Taguchi
Quantumpedia
量子コンピューターに “永世中立” は築けるか
現代において、国力とは計算力に換言される。量子コンピューターが実現する未来で、その計算能力は民主化の夢を実現できるだろうか?「Open Quantum Institute」は、現代物理学の聖地CERNで、量子コンピューターの“永世中立”を目指し、ユースケースの探索、確立に取り組んでいる。
By Akihico Mori
FASHION
“向き付け不可能な多様体”から着想を得た、クレージュのコレクションと新しいアイコン|AS A TOOL: Entanglement
量子の性質や振る舞いは、わたしたちの経験も直感も通用しないといわれるけれど、いやしかし。先進性が際立つプロダクトには、重ね合わせやもつれがありそうな。例えばこの春のクレージュ(Courrèges)は、独自のミニマリズムと幾何学的なアプローチがますます洗練されている。テーマは「メビウスの帯」。つまり表と裏の重ね合わせ。
By Satoshi Taguchi
SZ Membership
SZ MEMBERSHIP
トルピード(魚雷)バットは大リーグの楽しみ方を変えるか?
ニューヨーク・ヤンキースは、バッターボックスで物理学の実験を試みた。結果は、ホームラン旋風。果たしてこの嵐はいつまで続くのか。地元『The New Yorker』によるスイングの利いたレポート。
By Louisa Thomas
SZ MEMBERSHIP
ジブリ風AI画像の限界を、宮崎駿は知っている
GPT-4oが公開されたことで世界にスタジオジブリ風の画像が溢れている。その悪影響は、つくり手よりも受け手側に及ぼされる可能性が大きい。『The New Yorker』の論考。
By Kyle Chayka
SZ MEMBERSHIP
いま、農業にはビデオゲーム経験者が求められている|FOOD Lab
新シリーズ「FOOD Lab」では、食農領域でのニュースとインサイトからフードイノベーションの未来像まで、『WIRED』ポッドキャスト「Tokyo Regenerative Food Lab」でもおなじみ、UnlocXの岡田亜希子が解説。今回は農業の自動化をアンロック。
By Akiko Okada
SZ MEMBERSHIP
ゲーミングは「Apple Vision Pro」を救えるか?
アップルが「Vision Pro」でVRゲームに真剣に取り組む準備が整ったことを示唆する、新たな特許が出願されていたことがわかった。Vision Proはこれまでの空間コンピューティングの枠を超え、ゲーム体験の新たな可能性を切り開くのだろうか?
By Matt Kamen
CULTURE
ART
“エイリアン的知性”である人工知能との共創が、〈わたしたち〉を解体する──現代美術家・岸裕真
AI(人工知能)を「エイリアン的主体」として捉え、未知との“創造”に取り組んできた現代美術家の岸裕真。AIとの共創は、いかにして作家性や近代的個人を解体しうるのか。岸の思索と実践から、その未来を浮き上がらせる。
By Takuya Wada
トランスジェンダーのミュージシャンたち、米国ツアーを中止。トランプ政権による標的化を回避
カナダ出身のトランスジェンダー音楽家たちが、ふたつの性別しか認めないトランプ政権の方針や国境管理の強化を受け、米国ツアーを中止している。ビザ取得のハードルや拘束リスクが高まるなか、アーティストたちは活動の場を見直し始めている。
By Manisha Krishnan
Netflix「ブラック・ミラー」シーズン7、全話をランキングで一挙紹介
Netflixで「ブラック・ミラー」の最新シーズンの配信が始まった。『WIRED』の独断による、シーズン7の全エピソードのランキングをお届けする。
By Corey Atad
テックワーカー向け“招待制”リアル恋活イベントの内情
サンフランシスコのベイエリアでは、シリコンバレーのテック業界で働く人たちを対象にした対面型デートイベントが大盛況だ。“事前審査あり”のこれらのイベントは、マッチングアプリに疲れた人たちの人気を集めている。
By Flora Tsapovsky
AIエージェント時代、「新たなゲーム理論」が必要になる
カーネギーメロン大学の教授でOpenAIの取締役でもあるジコ・コルターが、AIエージェント同士の交流から生じるさまざまな危険性と、AIモデルの攻撃耐性を強化すべき理由を『WIRED』に語った。
By Will Knight
SZ MEMBERSHIP
ピザからETFへ〜ビットコインが歩んだ15年の革命|Crypto Matters
新シリーズ「Crypto Matters」では、ハイプから幻滅期を経て社会への実装段階へと入ったかに見える暗号通貨(クリプトカレンシー)の現在地を、「Web3」特集でもおなじみcomugiが解題。今回はビットコインが迎えた歴史的転換点について。
By comugi
多くの人が2.5年ごとに新しい携帯電話を買う。でも、もっといい方法がある
修理用品サプライヤーであるiFixitと再生品事業を展開するBack Marketは、携帯電話の買い替え頻度を5年間にするよう消費者に奨励している。2社は提携し、スマートフォンメーカーにもサポート期間を10年間に延長するよう求めている。
By Julian Chokkattu
みそを宇宙で発酵させたら、独特の“テロワール”が表れた
みそを国際宇宙ステーション(ISS)で発酵させることに、国際研究チームが初めて成功した。宇宙特有の条件が発酵過程に影響を及ぼすことで、いったいどんな香りや味わいになったのか。
By Ritsuko Kawai
ある物理実験が教えてくれる、「役に立たない」科学に投資すべき理由
基礎研究が結果として、大きな経済的見返りをもたらすことはよくある。しかしそれは、わたしたちが研究する動機ではない。US版『WIRED』のコントリビューターである物理学者が綴る。
By Rhett Allain
ヒトは死ぬようプログラムされているわけではない──ノーベル化学賞受賞の生物学者が語る
老化プロセスの研究に生涯を捧げてきた構造生物学者のヴェンカトラマン・ラマクリシュナンが、これまでに発見した驚きの事実と長寿に対する世間の誤解について語った。
By Sandro Iannaccone
WWL
日本発・宇宙を旅する“自動実験ユニット”がもうすぐ打ち上げ!:WIRED WHITE LIST #018
イノベーションとアイデアのタネはどこにある? 『WIRED』日本版がキャッチした、ファイブ(またはシックス)センスを刺激するグッドニュース。人工衛星に乗って自動で実験を行なう小型のバイオ実験ユニット「Micro Bio Space LAB」が、4月末に打ち上げ予定だ。
By Asuka Kawanabe
新しい「ルンバ」の競争力には疑いの余地がない:アイロボット新CEO、反転攻勢の道筋を語る
アイロボットがロボット掃除機「ルンバ」シリーズを全面刷新し、反転攻勢に挑んでいる。中国メーカーの低価格製品に押されて経営難に追い込まれるなか、いかに成長戦略を描いているのか。2024年に就任した新CEOのゲイリー・コーエンに単独インタビューした。
By Daisuke Takimoto
【作家・円城塔、物理学者・田中純一が登壇!】開催間近「科学とSFと量子コンピューター」TUESDAY EDITOR'S LOUNGE
好評の「TUESDAY EDITOR'S LOUNGE」第4弾のテーマは、前回に引き続き「量子コンピューター」。素粒子物理学とSFの地平からは、量子コンピューターの現在と未来がどのように見えているのだろうか⁉︎
By WIRED STAFF
グーグル、広告テクノロジー分野でも一部「独占」。米連邦地裁が認定
グーグルのオンライン広告技術が独禁法に違反しているとして、米司法省などが提訴していた裁判。米連邦地裁は4月17日、グーグルの広告事業の一部を違法に独占していると判断した。
By Lauren Goode、Paresh Dave
生江史伸シェフと振り返る「ワールド・オーシャン・サミット2025」:海と地球、わたしたちを結ぶワンネス
2025年3月、エコノミスト・インパクトが主催する「ワールド・オーシャン・サミット2025」が東京で開催された。スピーカーとして名を連ねた、レフェルヴェソンスのエグゼクティブ・シェフであり、フリーダイバーでもある生江史伸は、持続可能な海洋経済の発展を目指す場で何を体感したのか。
By Erina Anscomb
オープンソースAIのパイオニアが目指す、ロボットのオープンソース化
オープンソースのAIモデルなどを手がけるHugging Faceが、“ロボティクスの民主化”を掲げ、ロボット開発スタートアップPollen Roboticsを買収した。
By Will Knight
トランプ関税でも、米中小企業が中国製造を選ぶ本当の理由
トランプ政権による145%の対中関税にもかかわらず、米国の中小企業オーナーたちは中国製造からの撤退に消極的だ。価格だけでなく、専門知識や柔軟な生産体制など、数十年かけて構築された中国の製造エコシステムは簡単に置き換えられないという現実に直面している。
By Zeyi Yang
BOOK REVIEW
金原ひとみ『YABUNONAKA―ヤブノナカ―』レビュー|実像と虚像、その暗闇までを見つめる作家の業
文芸業界を舞台にした「性加害」を主要なモチーフとする金原ひとみの最新長編『YABUNONAKA―ヤブノナカ―』は、性、暴力、地位や権力、そして愛が、登場人物たちの複雑な関係性に編み込まれていく。そのタイトルに示唆された作家の業とは。
By Yasuko Yagi
著名研究者、FBI捜索中に姿消す。米で中国系への標的化懸念
サイバーセキュリティ分野で著名な中国人研究者が3月、米インディアナ大学から突然解雇され、FBIによる捜索と同時に連絡が取れなくなった。国家安全保障の名目で在米中国人研究者を標的にする、「チャイナ・イニシアチブ」が復活したのではないかとの懸念が高まっている。
By Zeyi Yang
北極の海流が“崩壊”し、その影響が地球全体の気候に波及する:研究結果
北極海を循環する海流に含まれる淡水の量が、温暖化の影響で今世紀末までに倍増する可能性があることが最新の研究でわかった。この淡水が北大西洋へ放出されれば、地球全体の気候に深刻な影響を及ぼしかねないという。
By Ritsuko Kawai
トランプ関税、テック大手CEOたちが公の場で“沈黙”を守る理由
トランプ大統領による関税政策の影響で、米大手テック企業の時価総額は数百兆円も吹き飛んだ。にもかかわらず、シリコンバレーのリーダーたちは公の場での発言を控えている。そこには巧妙な思惑がみてとれる。
By Lauren Goode
中国製EVを米国に持ち込む方法──輸入制限に抜け道はあるのか
米国では、中国製の電気自動車(EV)は合法的には販売されていない。しかし、米国の公道で新型EVを運転する方法はいくつかある。煩雑な手続きや高額な手数料を支払って実際に車を手にした熱狂的な愛好家や、自動車業界の専門家らに“秘策”を訊いた。
By Zeyi Yang
アイロボットがロボット掃除機「ルンバ」を全面刷新、かつてない逆境に新製品群で挑む
アイロボットがロボット掃除機「ルンバ」シリーズを全面刷新した。台頭する中国メーカーを前に競争力が弱まるなか、多機能で高精度なナビゲーション機能をもつ新製品群を投入して対抗する。
By Daisuke Takimoto
OpenAI、コーディングが得意な新モデル「GPT-4.1」を公開
OpenAIから新たなAIモデルである「GPT-4.1」「GPT-4.1 Mini」「GPT-4.1 Nano」の提供が始まった。どのモデルも、現在広く使われているモデルである「GPT-4o」より優れているという。
By Will Knight
WWL
日本上陸を果たしたボルボのプレミアムSUV、「XC90」に宿る哲学と美質について:WIRED WHITE LIST #017
イノベーションとアイデアのタネはどこにある? 『WIRED』日本版がキャッチした、ファイブ(またはシックス)センスを刺激するグッドニュース。そのシートに身を預け、ステアリングホイールを操作するほどに、わたしたちはボルボに息づく「人間中心のデザイン」と先進性を知ることになる。
By Satoshi Taguchi